Konica ⅡB-m


konicaⅱ b-m

Konica ⅡB-mSPECIFICATIONS

製造メーカー名

発売年

型式

画面サイズ

レンズ

ファインダー

ファインダー倍率

露出計

フィルム感度対応範囲

シャッター

シャッタースピード

セルフタイマー

シンクロ接点

フィルム巻き上げ

フィルム巻き戻し

電源

サイズ

重量

販売価格

日本の大卒平均初任給

小西六写真工業株式会社(後のコニカ株式会社)

1956年

距離計連動式

36mm × 24mm

HEXAR 45mm/F3.5(改良アンバーコーテッド)

透視一眼二重増合致式距離計連動式ファインダー

 

SEIKOSYA-MX

B・1~1/500秒

有り

フルシンクロ(M/F/X接点)

ノブ式

ノブ式

137 x 77 x 67mm

690g

27000円

  8700円



作例

 

感想

 

 KONICA ⅡB-mはKONICA Ⅱシリーズの中では廉価版ですが、ボディは基本的に「KONICA Ⅱシリーズ」共通ですので、質感・操作感も良く満足のいくものです。特許を取った距離計ファインダーは二重像のキレが良いために、とても合わせやすく見やすいものです。難点をあえて言うならば、このカメラのシャッターシステムがセルフコッキング式ではない事と、カメラ自体に吊り環がなく、カメラケースなしではネックストラップを付けることができないことです。もし、購入の際にはできるならばケース付きのものを購入することをお勧めいたします。

 

 このカメラは66年以上経ったカメラですが(2022年現在)基本的に綺麗なメッキの状態が多く、乱暴な使い方をされたものでなければ、メッキが綺麗に残っているはずです。メッキにも種類がありまして高級なメッキであればあるほどメッキに傷みが生じず錆が出ません。カメラ好きならば一度手に取ってもらいたいカメラですし、もし手に取っていただいたならば、非常に丁寧に作られたカメラだということを実感できると思います。勢いのあったVoigtländer社のカメラや、ロボットのカメラの質感に匹敵すると思っています。

 

 写りに関しては、初めて現像が上がってきた時には「おおっ 写っている」という感じでした。写っているというのはカメラですので当然の事ですが、アンティーク系の中古の銀塩カメラって、しっかりと気持ちよく写る事はなかなかない事です。このカメラは落ち着いた色調でしっかりと思い通りの感じに仕上がってきます。上の作例で参考にしていただいたらと思います。こうなったら、他の明るいKonicaⅡシリーズの明るいレンズのカメラも試したくなります。

 

 Konica Ⅱ-Bの中古価格はネットオークションでは4000円前後で落札できると思いますし、店頭でも10000円以下で購入できるぐらい安価です(2022年現在)。その理由としてはKONICA Ⅱ シリーズの中では暗いレンズが搭載されており、シリーズの中では廉価版で、数も多いからなのかもしれません。造り、質、操作感、写りを考えるならばとてもお買い得感のあるカメラです。

 

 

konicaⅱ b-m

 コニカは1948年にKonica Ⅰ を発売し、1951年にKonica Ⅱを発売し、以後Konica ⅡA, Konica ⅡB, Konica ⅡB-mと「Konica Ⅱシリーズ」を販売していきます。1956年に発売された今回のKonica ⅡB-mはこのシリースの廉価版となります。廉価版と言いましても基本的に仕様はほとんど同じで、レンズの構成F値によってコストダウンが図られています。なんといってもこのカメラの特徴は曲線を描いたエプロン部のデザインですが、奇を衒(てら)ったデザインではなく、よく考えてデザインされていることが解ります(Konica Ⅱシリーズのエプロン部のデザインについての私なりの勝手な考察の箇所を参照。ボディ、レンズ鏡胴等のメッキは数種類のメッキの組み合わせで高級な質感を醸し出しており、もし、あなたが機械カメラ好きならばこのカメラの質感、操作感に満足することでしょう。

 

 当時の広告には以下の文面が書かれています。

 

 世界的カメラ「コニカ」は常に日進月歩と撓(たお)まさる研賛が続けられ、ますます高性能に改良に改良を加えられつつあります。ⅡBm型も好評を得ている従来のⅡB型をさらに前進せしめ、お馴染みのヘキサーレンズの焦点距離を45ミリとして被写界深度を深め、フルシンクロ装置のシャッターの高精度と共に一段と高級カメラとしての性能を備えました。しかも誰にも親しめる適正な価格を持って発売されて居ります。

高性能レンズ・ヘキサーF3.5 45ミリ

フルシンクロ(M. F. X接点付)

セイコーシャ MXシャッター B,  1 ~ 1/500秒

(目盛は全て構えた姿勢で読める上面表示)

 

目盛は全て構えた姿勢で読める上面表示と括弧付きで書かれていますが、こう言う設計はとても大切で撮影にストレスがかからない設計となっています。

 

 

 1957年の日本の 大卒初任給(公務員)9.200円 高卒初任給(公務員)6.300円でした。KonicaⅡの廉価版のカメラとはいえ27000円カメラがまだまだ高価な時代です。

 

・先鋭な描写力を持ち被写界深度の深いヘキサー F3.5 45mmレンズ(改良アンバーコーテッド)

 改良アンバーコーテッド、ヘキサーF3.5 45mmは諸収差が極めて少なく優れた描写力を持っているので鮮鋭な写真が得られます。改良アンバーはコーテッドはレンズ構成全体を通してフィルムに到達する光を完全な自然光とするので天然色写真において明快な色彩バランスを得る音ができます。また一般用フィルムにおいても各種フィルターの効果を一層発揮させます。

 

 

 

撮影の仕方


裏蓋の開閉

 写真のようにロックつまみを起こし、半回転して矢印をOに合わせ、ロックノブをその方向に倒してその上から指先で押すとカメラの裏蓋は軽く飛び出します。

裏蓋を閉じるには、ロックの部を開いた時と同じ位置にしたままで、裏蓋を少し強く押すと閉じることができます。それからロックノブを起こし、前と逆の方向に回転して矢印をCに合わせてから、その方向に必ず倒しておきます。

 

 

*当時、一番多かった苦情は、ロックつまみを最後に矢印をCの位置に戻し忘れて、そのことによりカメラをテーブルに置いた拍子に裏蓋のロックが外れ裏蓋が開いてしまうという苦情でした。

 

 

・フィルムマガジンの装填

 裏蓋を写真のように開き、巻き戻しノブを充填方向に引き出してから、マガジンの頭部を手前にし窓を上部に向けてフィルムチャンバー内に正しく落とし込みます。それから巻き戻しノブを元の位置まで押し込みます。

 

 フィルムはマガジンから引き出し、反対側にある巻き取りスプールの溝にフィルムの先端を挿しこみ、パーフォレーション(フィルムの上下の孔)をスプロケットの歯に合わせながら、巻き上げノブを回転して、フィルムをスプールに確実に1~2回播きつけます。

 

 それから裏蓋を閉じ、さらにフィルムを2コマ巻き取ります。巻き取り方法は、このカメラはセルフコッキング式*ではないために、フィルムの巻き上げとシャッター(写真の赤丸)のセットとの両方を行わなければ、ボディレリーズボタンは押すことができませんので、絞り値、シャッタースピード等は関係なくこの操作を行い、フィルムを2コマ進めます。

 

*セルフコッキング式:フイルムの巻き上げ操作に連動して、シャッター駆動用のバネを自動的にチャージ(セット)する機構のこと。

konicaⅱ b-m
巻き上げノブ上部の撮影枚数計のノッチに指の爪をひっかけて回転させ、目盛り0を撮影枚数指標に合わせておきます。部品の一つ一つが非常に丁寧に仕上げていることが判ります。アクセサリーシューも丁寧に製作されていることがこの写真からも判ると思います。

そして巻き上げノブ上部の撮影枚数計を回転して、目盛り0を撮影枚数指標に合わせておきます。

 

konicaⅱ b-m
フィルムインジケーターも丁寧に製作されていることが判ります。また、軍幹部のKonicaⅡのロゴもデザイン良く、はっきり、くっきりときれいに刻印されています。

フィルムインジケーター

巻き戻しの部の上部にフィルム指示板がとりつけられてあります。カメラに装填してあるフィルムの種類に従って、これらの文字を外周状の指票と合わせて置きますと、カメラにフィルムが入っているかどうか、またはそのフィルムが何であるのかをメモしておくことができます。


▼REVERSIBLE   

▼COLOR           

▼PANCHRO(ASA 50-100-200)  

▼EMPTY                                 

: リバーサルフィルム、スライドフィルム

: カラーフィルム

: モノクロフィルム(ISO 50-100-200)

: このカメラにフィルムは入っていません。



というインジケーターの覚書です。

 

・焦点距離調節

調節レバーを無限遠ストッパーAと近距離ストッパーBとの間を動かして焦点距離調節を行います。

 

*被写界深度目盛りはレンズとボディとの隙間を覗くような感じですので非常に見づらいです。しかし、鮮明な二重像の距離計を備えていますので被写界深度目盛りを必要とすることはないかもしれません。

 

・シャッターの操作

シャッター速度ダイアルを回転し、ダイヤル側面の数字を上面の指標に合わせてシャッターの速度調節を行います。

 

・絞りの操作

 絞りの調節は、絞り調節レバーをシャッター側面に沿って動かして絞りの文字(Fナンバー)を指標に合わせます。

 

* 絞りの操作感はコストダウンのためか、Konica Ⅱのクリックのある絞りレバーとは違いクリック感は無くスルスルと動き、目で確認してF値を定めなければなりません。

 

・撮影

 シャッター速度ダイヤルを回転して、シャッター速度を合わせ、絞りを調節してから、シャッターをセットします。親指を裏蓋に当て、両手でしっかりとカメラを覗きながら、被写体の二重像が合致するまで焦点調節レバーを動かして距離調節を行います。それから構図を決め、右手の人差し指でボディレリーズボタンを静かに押してシャッターを切ります。撮影が終わりましたら、巻き上げノブを回転してフィルムを1駒送っておきます。

注意:ケーブルレリーズを使用する時には、レリーズボタンのキャップがネジ込みになっておりますからこれを外し、ボタン内部のレリーズネジにねじ込んで使用します。

 

konicaⅱ b-m
注意:ケーブルレリーズを使用する時には、レリーズボタンのキャップがネジ込みになっておりますからこれを外し、ボタン内部のレリーズネジにねじ込んで使用します。  中古品にはこのレリーズボタンが付属していないものが多いです。

明るく見やすい、正確な一眼式補色連動距離計

 独特な機構による一眼二重像合致式距離計で、その半透明鏡には特許による三重膜式補色鏡を用いているので光の干渉による増透、増反射のため視野が非常に明るく、二重像は完全な補色即ち黄色像と紫色像となって見えるのでそのズレが明確であり、合致した時は自然光となるので判定が極めて正確容易です。

 

 取扱説明書には補色関係の黄色と紫色が重なることで二重像の合致した無彩色となりズレが明確とな理見やすいとありますが、実際には二重像の黄色が強く自然光的な感じには見えませんが、色調的なズレは鮮明ですので非常に合致させやすいです。

 

Konica Ⅱシリーズのエプロン部のデザインについての私なりの勝手な考察。

 

 この当時の日本のカメラは、ドイツカメラの模倣が多く、日本のメーカーはそれに気がついていながらも、なかなか個性を出せないでいた時代だったのではないかと推測します。現にコニカはこのカメラのファインダーには特許を取っており、何らかの形でオリジナリティー、差別化を測ろうとしていますが、ファインダーの構造の特許は、見た目の独自のオリジナリティーにはなかなか気がついてもらえません。そこで、見て目では大きく個性に影響する部分の個性的なエプロン部のデザインについて考察してみたいと思います。

 

 Konica Ⅱシリーズのレンズの位置はボディの中央からやや左寄りの非対称な位置に設計されており、エプロンは左右で幅が違います。そこで①の写真は、Konica ⅡB-mの曲線を描いているエプロン部をまっすぐなデザインに私がイメージ加工した写真です。この①の加工写真により左右のエプロン幅が違うことが、さらに認識できるかと思います。これはこれでありそうなデザインになりましたが、やはりイメージ的にはどこかで見たことあるなと凡庸さを感じさせるデザインです。カメラのボディ部の張り革部分はデザインというよりは握った時のグリップ感を高めるのが主な目的です。

 

 ①のデザインを基に②、③の写真を見ますと指掛かりが良いようにエプロンをトリミングしてデザインされていることが解りますし、左右の握り手指のポジションが違うことに気がつくはずです。また、①のデザインでカメラを握った時に、グリップ感で一番大切な部の指先にエプロン部が当たり、グリップ感が悪いことが想像できます。あくまでも左右手指のポジションと指掛かりを重点的にデザインされていることがわかりますので、左右非対称なデザインになっていることに腑に落ち、この曲線をさらにデザイン的に仕上げ、オリジナリティーを出せたことに脱帽です。またファインダー窓の縁取りのデザインもエプロンのデザインと同調して美しいものとなっています。

 

  Konica Ⅱシリーズのこのデザインは、女性的なフオルムを取り入れたデザインと言われていますが、それはあくまでも後付け理由であり、上記の理由が主旨だったと想像できます。

 

*あくまでもここの考察は、私の勝手な推測ですので真剣に受け止めず、軽い気持ちで読んでください。

 

・フィルムマガジンの出し方

 撮影枚数計の目盛が撮影後36になった場合、またはフィルムが巻けなくなったときには、フィルムが終わりになったわけですから、無理して巻き上げノブを廻さないでフィルムを巻き戻します。

 

 巻き戻しボタンを押しながら、巻き戻しノブを矢印の方向に回転しますと、フィルムを元のマガジンに巻き戻すことができます。完全にフィルムを巻き戻してから、裏蓋を開き、巻き戻しノブを上方に引き出し、マガジンを取り出します。

 

・フラッシュ撮影

 使用するフラッシュバルブに応じてシンクロ切り替えレバーを回転し、シンクロマークMFXの中の所要マークに合わせます。

konicaⅱ b-m
シンクロマークMFX接点

 M接点の使用法

M接点はM級(タイムツーピーク20ミリセコンド内外)のフラッシュバルブを使用すると、シャッター速度は1/500秒まで何の速度にも完全同調します。

 

F接点の使用法

F接点はF級のフラッシュバルブのタイムツーピークはJIS(日本工業規格)では10ミリセコンド以下となっておりますが、実際は5~10ミリセコンドの間にあります。従って10ミリセコンドに近いF級フラッシュバルブでは1/100秒より遅い速度でご使用になるほうが安全です。

 

X接点の使用方法

X接点はシャッターの羽根がぜんかいしたときしゃったーの接点が閉じるのでストロボ(閃光放電)を使用する際に用います。X接点でフラッシュバルブを使用する場合は1/25秒以下の緩速度ならば同調させることができます。 


  (注意)

セイコーシャMXシャッターは、M接点のときには同調ガバナーと同調レバーが働き、F接点では同調レバーのみが働き、X接点ではこの両者共に働かず休止する構造になっております。従って切り替えレバーは同調撮影をしない時にはXにセットしておくのがシャッターの保護にもなります。

 

konicaⅱ b-m
緑◯はシャッターコッキングレバー. 赤◯はシャッターレリーズレバー.

・二重露出防止と再露出

 フィルムの巻き上げとシャッターコッキングレバーのセットとの両方を行わなければ、ボディレリーズボタンは押すことができません。またボディレリーズにてシャッターを切らなければ、フィルムを巻くことができませんので、完全な二重露出防止および空写防止装置になっています。

 

 シンクロ撮影の不発火時または意図する二重露出を行う場合には、シャッターレリーズレバーによりこの防止機構に関係なく自由に再露出ができます。

 

 

KonicaⅡBの広告

1956年11月 アサヒカメラ の小西六のコニカⅡBmの広告
1956年11月 アサヒカメラ の小西六のコニカⅡBmの広告

KonicaⅡBのパンフレット


カメラレビュー 別冊

クラシックカメラ専科

戦後国産カメラのあゆみ

コニカの使い方

秋山 青磁

アミコ出版社


KonicaⅡBの使用説明書

参考文献・参考サイト

・Sakura Products KONICA ⅡB-m:小西六写真工業パンフレット

コニカの使い方 秋山 青磁 アミコ出版社

 

 

Konica @ wiki

  今はカメラ事業から撤退したコニカでありますが、写真業界に寄与された功績は大きく、このまま歴史の中で失われる可能性のある情報等を記録して行こうと思います。このwikiは正しいコニカの情報として、 'うわさ・憶測' を検証し、 '事実・真実' として確定させたいという思いもあります。従って文章は 'うわさ・憶測' と '事実・真実' で区別が明確になされていなければなりません。

上記については本文に記載する様にしています。 

 

というコニカカメラの専門サイトです。

 

 


-コデラ的-Slow-Life-

半世紀前の恐るべき製造技術「Konica II B」

-コデラ的-Slow-Life-

とても綺麗なカメラの写真と、このカメラの当時の背景、機種の説明されている記事です。

 

 

 


Web site名「レンジファインダー 」。

1. カメラの修理。 2. カメラの機種、仕様。 3. 作例

が掲載されているサイト。

レンジファインダーでどんなカメラか判らない場合に調べるのに、大いに役立つサイトがここ。ここのサイトは基本的に故障しているカメラを修理し復活させ、撮影するというのがコンセプトです。またカメラの基本仕様が掲載、作例も載っていますので、中古カメラを購入するか否かの場合には大いに役立ちますし、修理の仕方も勉強になります。

 


 KUSHITANI 名東店

 サイト主の趣味のブログです。

 

 


yz-paradiseのブログ

趣味の写真・カメラを中心にお届けするブログ。

 Konica ⅡB-mの試し撮りの作例が閲覧できます。

 


たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。

主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

 


NIWATA Collection

1945年・昭和20年、敗戦の焦土の中から立ち上がってきた日本。劇的な復興を遂げました。その一翼を担ったのがカメラ産業でした。戦後100社近くあったというメーカーも、今や数えるほどになりました。加工技術、工作精度、操作性、完成度、あらゆる美点、欠点を私の手の上で見ることができます。こうして手にしてみると、なぜこのメーカーは消えて行ったのか分かる気がします。人によってはガラクタとしか見えなくても、私にとっては経営や社会を教えてくれる大事なお宝です。

 


F1.2 Kaichi Kyuma Photography  - 写真は見つめた世界を記憶転写した軌跡 -

・自己紹介文

フイルムカメラ、デジタルカメラ問わず様々な機材で身近な風景を撮影しています。中古カメラ店巡りやギャラリー巡りも写真大好きです。年に数回、グループ展にも参加しています。現在の目標は個展を開き、自分の作品を世に問いたいと思っています。