・ドイツ製カメラ


アルティックス Ⅲ:目測式 35mmスクエアフォーマットのカメラ。

 

 

 

 小型・軽量で、レンズ交換を行うことができる35mmスクエアサイズ判・レンズシャッター式カメラ。このカメラはフィルム巻き上げと、シャッターチャージは関連しておらず1作動式にはなっていない。

アンビジレッテ:35mm判レンズ交換式レンジファインダー・カメラであるアンビジレッテは、アグファの最高級機カメラです。

 

35mm判レンズ交換式レンジファインダー・カメラであるアンビジレッテは、アグファの代表的なジレッテシリーズの最高級機です。レンズシャッター式では難しいレンズ全群交換式とし、描写性能に拘ったカメラ。鮮やかな最高式ファインダーには連動距離計を備えており、交換レンズの対応した切り替え式ブライトフレームは撮影距離に対応してパララックスを自動補正します。 


ビトーB:今まで製作していた折りたたみ式カメラを捨て、Voigtlander社の意気込みが感じられる最初に製作した固定鏡胴小型カメラ。

 

 VITO Bのカメラは、Voigtlander社が当時製作していた折りたたみ式カメラを捨て、Voigtlander社の最初に製作した固定鏡胴カメらです。コンパクトと堅牢さを持ち合わせたカメラ。また、コンパクトでありながらデザインも秀逸で、特筆するべき事はこのカメラの堅牢さは当時のどのカメラよりも優れている事です。

 

レチナ3C:折りたたみ式カメラレチナの最終型。レンズ交換式となり、セレン式露出計も内蔵されたレチナの最高級機。

 フォールディングカメラで頂点に立ったコダック社。レチナⅠ型から改良を重ね最終的にたどり着いたレチナⅢC。そのために、一つのカメラに機能を詰め込みすぎた感があるカメラですが、当時のユーザーの希望に追いつくべくアイディアを絞り出した感満載のカメラです。

 しかし、コダック社は、このカメラを最後に折りたたみ式カメラの製造を終了してしまいます。それは、レチナだけの問題ではなく、時代の要求でもあったと思われ、カメラ業界が方向転換の時代でした。



ドイツ製カメラ